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思い起こして書こうと思うと、あれっそういえば亡くなっていた….というのが増えるのもそれは自身を顧みても当然。
30年以上レコード買ったりライヴ観たりクラブで遊んだりしてきたんだからいくらガキの頃からとはいえ、そりゃそうだ。
ハウス・ミュージックは80年代半ばから普通に僕らがラジオで聴いていたヒットソングの中からも聴こえて来ていた。(またそんなのも書けたらとは思う)
けど意識して「ハウスってなんだ??あっ! これだこれだそうだそうだ!!」みたいなときにドーンといたのがフランキー・ナックルズだった。
彼が逝ってもう6年になる。こんな言い方書き方は面識ない人に言うものではないと思ってるが、あえて師であったと思う。英語ならMasterかな、オーネット・コールマンがWisdomと表されるような感じ。
結果的に晩年と呼ばれる時期の主な活動となったErik Kupperと組んだDirector’s Cut. 2011年の春に盟友ジェイミー・プリンシプルをフィーチャーして12インチでリリースされた”I’ll Take You There”. 「連れて行ってあげるよ」彼らが連れて行ってくれて見せてくれたものに魅せられ続けて何とか生きていっていけてる。
オリジナルの素晴らしさは言うまでもないが、イントロから多幸感に包まれるdimitri from parisのre-editが今はもうなんともたまらない。
A1:I’ll Take You There (director’s cut classic signature mix)
B1:I’ll Take You There (the shapershifters remix)
B2:I’l Take You There (dimitri from paris re-edit)