2020.12.31

1月から張り切って続けていたDance Music Reviewも9月のイベント(本当によく開催出来たものだ)の準備から10月以降の怒涛のような仕事の忙しさと出張なども加わり遅々として更新出来ず…
1月2日からは酒抜く日も多く筋トレも続けていたのにこの半年……..あっいや酒は結構抜いたかな。

12月に入って飲食店時短営業続く中、身近の狭い場所でのイベントもなかなか開けないのは、まぁ致し方なし。
ライヴはというと、マスクや検温、消毒までは全く気にならないがフェイスガード必須や追跡アプリ必須などな会場になってくるととたんに気が失せてどうも足が重い…
また再び僕の気に行ったライヴの場というものが還ってくるんだろうか…配信は全くに近い程、興味を持てないし多分異物なのは僕の方だし…
その代わりというか映画館に行く回数は増えた。
確かに新作延期延期で「旬」というものを逃していってる状況ではあるけど、とはいえ、それでも再上映も含め今まで以上に距離感が縮まったように思う。

そうネットでライヴ動画観たりすることはあっても配信に興味持てないのは、観客の不在もある。
例外は自身がその場に居たものが配信された場合かな。
そんな感じなので1月に観たスペシャルバンドによるオオルタイチ20周年ライヴは観る。

やっぱり音楽は空気の振動と場の共有にある。少なくとも僕にとっては。
だからしょぼい再生装置、ラジカセの類であっても少数であれ誰かと聴くことが必要で、そんな誰かとの共有と伝わる空気の振動、そして皆の反応がたまらなく必要で、イベント終わった際に書いたブログでも「もう我慢出来なかった」理由であり、「そのために生きている」と感じることが出来る空間でもある。
もう外出時に携帯装置で音楽を聴かなくなったのも似た理由かもしれない。

12月後半図らずもそれを実感、再確認することがあった。
いつもターンテーブルだけしか無い場にCDRがあるよ、何か音楽かけたりしながら何やかんやしましょう誘いを受け行った場所。
あっと思いもう繋ぐことを放棄し、仲間たちと聴いたNAOJI KILLS。もう4枚続けて再生。
大阪発のSHOGUN TAPESからのCDRで誰のかもわからない物まね?? ショーグン・ナオジによる話芸カットアップMIX。
一人で聴いてにやつくよりも、これぞ誰かと聴いてことの珍物。

もう一つは昨日、当初の目的から二転三転してなんやかんやで例年やっているオトボウ(音忘年会)になってしまった。(とはいえ集まったのはせいぜい4~5人という少人数)
そこでかけたのがフランスのAmir – J’ai Cherche
これまああ所謂EDM、四つ打ち大好物なのに、どうもフォーカスが合わず好んで聴いてこなかったんだけど、この曲は今年観たグザヴィエ・ドランの映画『マティウス&マキシム』の中での使われ方がとても素敵で、これもやっぱり一人よりどうしても仲間たちと聴きたかった、それも出来たらDJの場という以外で。
それが昨日ふっと実現したのがとても嬉しくて嬉しくて。
そして来てくれた一人の言葉「むちゃくちゃスーパー楽しかった!!」が全て。

本当に生きていて良かったと思える年末。

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