Harmonious Thelonios / The Malag EP

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1997年から Antonelli Electr名義でミニマルテクノ、ダブを通過したエレクトロな音源リリースから活動を始めたドイツはデュッセルドルフのStefan Schwanderが2008年から始めたソロユニット、2013年の12インチでベルギーのmeakusmaからくち初リリース。
The Durian Brothersもらメンバーでもあるステェファンの近年のメイン活動がハーモニウス・セロニウス
パーカッションやスティールパンを多用したポリリズム、アフリカへの情景を落とし込んだミニマルテクノが特徴、そこにSteve ReichやTony Conradといった70年代のミニマル・ミュージックからの影響から出される他で聴かれないような独自性を打ち出している。
A2での映像的なサウンドはウィリアム・フリードキンの『恐怖の報酬』のサントラ(Tangerine Dreamが担当)を彷彿とさせるものがあり秀逸。初めて外部から人を入れてのリミックス、ケニアとイギリスを跨ぐOwniny Sigoma Bandでの活躍するElmore Juddとソングライターで関わるRowan Parkによるコーラスも入った、よりアフリカン・ポリリズムなB1も素晴らしい。どのレコードも素晴らしいが先ずは2013年のこれを。

Track List
A1: Ausgelieferte Muziek
A2: The Grasshopper Was The Witness
B1: The Grasshopper Was The Witness (Elmore Judd & Rown Park Remix)
B2: Don’t Lose Your Head
B3: The Malag

カテゴリー: DMR(Dance Music Review)   パーマリンク

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