Ian Hunter

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今年の1月に東京のみで三日間行われた初来日公演は、案の定観損ねた。

10代の頃からあんなに好きで聴いて、歌詞にも思いもあり、初めて訳詩を自身で成したいと思い、何曲か訳したが、その時に翻訳の面白さと共に難しさにもぶつかり、その多くはノートに書き綴られたまま。

年明け以降も仕事が忙しかったこともあり、その後を追わずにいたが、メタル専門誌でもあるBURRN!誌の2015年4月号(3月に発売)にインタヴューが載っていることを知り、なんとかようやく入手して読んでみた。

以前にB誌にも在籍していたライターの増田勇一氏(僕は彼の一文によりMott The Hoople及びIan Hunterを聴くようになった)によるインタヴューは、とても丁寧で、91年の来日中止のことなども含め、聞きいたいことはほとんど聞いてもらえて、少ない文字数の中でとても満足のいくものだった。

ライヴを観ることは出来なかったがプレイリストによると、やはり初来日ということで、キャリアを総括するような選曲だったようだが、それでも新曲が良かったこと、それと自身の音楽を、と問われて「ロックンロールだ、分類される以前のね」というのが印象深かった。

もう御年、75歳、いま来日公演中のPaul McCartneyよりも年上。91年のHunter/Ronsonバンド(1993年に亡くなったギタリストで、Davis BowieとMottそして、Ian相棒であったMick Ronson)の来日中止の裏幕を聞くにつれ、10万円なんて席のチケットもでるポールを、少し分けて欲しいなんて思いつつインタヴューにあるように、次回以降での東京以外ライヴも妄想しつつ、そんなイアン・ハンターの方がストーンズやビートルズよりも、遥かに聴いてきた自分自身に少し、ふふっと笑みもある、そんな春の夜。

※)来日公演はこの曲からスタートしたたのこと。またニクイ選曲で、オリジナルの映画も観てサントラも持ってるし、なんかやられた感、というか、たまらん。

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