本日、2017年4月13日はデヴィッド・ボウイの7枚目(カヴァーアルバム含む)のアルバム「アラジン・セイン」が発売されて、ちょうど42年目とのこと。
1973年4月リリースと手元の国内版LPにも書かれているので、国によって発売日の差はあるだろうがほぼ間違いない。
僕がボウイと出会ったのは、1983年中学一年の頃。「Let’s Dance」の大ヒットと、映画「戦場のメリークリスマス」の公開も伴い、ちょっとしたブームだった。
その後高校進学して、アルバイト等で少し金銭的に余裕が出来るようになると、そのほとんどがレコード購入に費やされる日々。ボウイのレコード、特にEMI以前のRCAレコード時代のは廃盤で、更にまだCDも流通する前の時代、何処の中古レコ屋でも高かった。 このレコードは多分80年代後半くらいにミナミのハンキーパンキーレコードで買ったように覚えてる。
当時はタイトル曲や、ロックっぽい「Watch That Man」やストーンズのカヴァー「Let’s Spend The Night Toghether」や「The Jean Genie」を好んで聴いていた。いま久しぶりに針を落としてみると「The Prettiest Star」や「Lady Grinning Soul」や、『彼はチェ・ゲバラにとても良く似ていた』で始まる「Panic In Detroit」が耳に残る。
このアルバムで「The Man Who Sold The World」から緩やかに続いてきたバックバンド、Spiders From Marsと別れ、アメリカへと移ることになる。そんなカメレオンマン、ボウイの転機の一枚。