TWD GalleryのコンピレーションCD。 権利取得の件と、締め切りがタイトだったことが重なって、話を貰った10月くらいに選んでみた曲はほとんど採用出来ずという中で、選んだ一曲が収録されている、チェコのIva BittovaがVladimir Vaclavekと組んだ2枚組の作品”Bile Inferno”が3月半ばに初LP化されるというニュースが!
これも何やら縁も感じるのは、まぁ手前勝手な言い分ではあるが、しかし面白いもんだ。
彼らの曲は、CDの中では転換のような役割で、風景が変わる箇所に収録されている。最大で3ヶ月掛かって許可が下りた曲もある中で、確かこの曲は候補に選んでから許可が下りるのに、最も最短だった曲の一つだったように覚えている。ちなみに選んだのは”Uspávanka”という曲。
イヴァ・ビトヴァを知ったのは、Fred Frithの映画”Step Across The Border”(1990)だったので、90年代始めのこと。ネットを通じて海外からもCDを買えるようになって何枚か揃えたが、なかなか国内の路面店で彼女の音源は売ってなかったので数少ない情報から拾い上げるように聴いていった中で1997年に出たのがこの2枚組。
大好きなチェリスト、Tom Coraが参加していたのも大きく興味をそそられたし、ここでのイヴァの歌声もかなり好み。こうして18年経って、こんな形で選曲したタイミングでLPで再発というのも、やはり面白い。
Iva Bittova + Vaclavek “Bil Inferno”
Iva Bittobva : Violin, Kalimba, Percussion, Viola, Vocals, Waterphone , Vladimir Vaclavek : Guitar, Drums, Saxophone, Vocals, Percussion, Mandolin , Tom Cora : Cello , Jaromir Honzak : Contrabass , Frantisek Kucera : Flugelhorn, Trumpet, Ghatam , Ida Kelarova : Piano, Vocals