何度目かのミンガスはまりの日々。 昨年末から現場続きで事務や図面仕事がおろそかになっていた。先週辺りからようやく事務を片付けていっているが、BGMはジャズ多目で、ここ数日はミンガス。
ミンガスの音楽は、ジャズとかジャンルで括るような小さなものではなく、アメリカ黒人音楽全体のみならず、もっと大きなものも内封したもの。僕もレコード20枚くらいしか聴いてないので、語れるものではないが、そんな数少ない中でも未だに発見が多い。
ここ数日で気に行って繰り返し聴いてのは、アトランティック60年代前半のアルバム。ちょうどCharles Mingus And His Jazz Workshopの辺りからで、『Blues & Roots』の「Moanin’」なんてたまらない。アンド・ヒズ・ワークショップからミンガスセクステットへと参加したのがRahsaan Roland Kirk。61年セクステットでの録音『Oh Yeah』(ここではミンガスはベースを弾いていない)での、またまたのブルース臭! そしてローランド・カークの大活躍。 カークも参加の74年の『Mingus At Carnegie Hall』。
カークが大好きで、まだミンガスを聴いていないという人には、この2枚を入口にしたらと言いたくもなるし、いやそれだけでなく全ての、ミンガス未聴だという音楽愛好家にも是非!