Marc Ribot’s Ceramic Dog

ここ数年、ヴァイナル・レコード熱が再発して、ほとんどCDに目が向かない。なのでタワーレコードもめったに行かなくなったが、時間調整でふと立ち寄った梅田丸ビルのタワレコ。ここはジャズのレコメンドが独自の感覚で充実してるので何かないかな?と物色してるとレコメンド盤ではなかったがMarc Ribotの未入手盤を発見。Marc Ribot’s Ceramic Dogという表記でタイトル『Party Intellectuals』。1曲目に「Break On Throuth」。これはドアーズのカヴァーやろ!　で、多分パンキッシュな歌物だと思いこんで購入。まぁマーク・リボーに外れはないやろしと帰宅後聴いてみるとこれがもうむちゃくちゃ良くて。メンバーもニューヨークダウンタウンシーンで幅広く活動しているドラマーのChes SmithとベースのShahzad Ismilyとのトリオ。エレクトロニクスやムーグシンセサイザーの使い方もバッチリだし、分け合うヴォーカルも良し。楽曲もファンク、パンク、ブラジル音楽等々、粒ぞろい。本当はこれのヴァイナルも欲しいところやけど大満足。調べてみるとヨーロッパではツアーもしてたみたい。マークは偽キューバ人のとき以来観てないし是非セラミック・ドッグで来日して欲しい。