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ヒットチャートから音楽を聴いてきて80年代後半からクラブの面白さを知り、初の海外がイギリスでフェスも体験しアシッドハウス通過して色んなハウスのパーティーに行っていた1993年。僕にとってはまだテクノがどんなものかそれほど実感、体感もなかった時期だった。そんな時期にレコ屋で見かけた12インチがこれ。Ornette Colemanからジャズにはまってもいたのでタイトルの”Jazz Is The Teacher”にはそりゃ魅かれる。(オーネット門下生のギタリストJames Blood Ulmerの曲に”Jazz Is The Teacher,Funk Is The Preacher”があって20代前半特によく聴いていたから) これがデトロイトテクノの創始者と言っていいJuan Atkinsとの出会いでデトロイトテクノを通じて道が開けていった。
1993年のホアンはCybotron解散後、Model500名義で活動し初のアルバム「Sinic Sunset」 を出す前年。
このレコードはホアンのModel500とThomas Fehlmann & Moritz von Oswaldのユニット3MB(2MBってのもあった)による共作にしてデトロイトとベルリンの幸福な邂逅。
ファンクネスとロマンティズムの詰まったクラシック。
Track List
A1 : Jazz Is The Teacher
B1 : Cosmic Courier
B2 : Bassmental