コラボレーションやセッションものって実は上手くいく例って少ない。しかも四人も集まれば。
フランス人三人、Pascal Comelade,Pierre Bastien,Jac Berrocalとドイツ人一人、Jaki Liebezeitによる1997年の一枚。
イニシアチブはコムラード。Vol.2も出てて、そちらはコムラードとRichard Pinhas の二人。
どちらもいいんだけど、僕は四人それぞれに愛聴してきた中、この一枚がとても好き。
日本のパスカルズも引用したのでは?な冒頭の「To The Last Of Imaginery Solutuions」やべロカールの代表曲「Rock’N'Roll Station」のこちらヴァージョンも良いし、バスティアンのベースもコルネットもヴァイオリントロンボーンもいい。べロカール作の「Daborektor」でのべロカールのピアノとコムラードのトライアングルのデュオもたまらない。CANのカヴァー「Shikaku Maru Ten」で加わったゲストのDominique Repecaudのエレキギターの響き、もちろんヤキ・リーベツァィトのドラムは抜群のシンコペーション。
何回聴いても発見の一枚。