事務仕事の合間、息抜きが息抜きだけで終わらなくなることもあるくらいで。
ふと、Lou Reedのことを思い、動画検索してみたら1983年前後のライヴ映像があり、観入ってしまった。
1981年からバンドに加わったギタリスト、Robert Quineの時代。
クワイン(クイン)が参加したのは「The Blue Mask」の録音からなので1981年10月からで、バンドに在籍したのは1984年まで。
1983年の「Legendary Hearts」と「Live In Italy」でのバンド編成を収めたのが、この映像で、ルーリード、ロバートにベースのFernando SaundersとドラムにFred Maher。
改めて観て、この時期のバンドが最強なのではという確認。
僕がルーリードを初めて観たのは1990年のNew Yorkでのツアー、8月の東京NHKホール。そして、その数日後に同じくNHKホールで観たJohn Caleとの「Songs For Drella」。
初めてということもあるし、また当時のツアーメンバー、Mike Rathke (g) / Rob Wasserman (b) / Moe Tucker (ds)も素晴らしかった、その後NYC Manのツアーまで何度も観られたのも幸せな記憶。
無いものねだりだし、タイムマシーン案件なんだけど、こうして83年のライヴ映像を観るにつけ、バンドアンサンブルもだし、特にクワインのギターが、もうたまらない。
この時期は来日公演もなく、また日本の中学生だった僕に観られるはずもなく、情報すら僅かだったから、「Live In Italy」のレコード聴いては、「ええなぁ」と言うだけだったんだけど、こうして映像ででも観られる、有り難いことだ。