W杯

普段大好物のタイガースネタもほとんど出さないブログで珍しくスポーツの話題。

今年は4年に一度のフットボール(サッカー)ワールドカップ、開催地のブラジル。テレビもないし観てないんだけど大会初日のブラジル対クロアチアは審判が日本人だった。サッカーは競技人口が世界中に散らばっている競技、そのためそれぞれの文化が色濃く反映される。

それほど詳しくないので細かい違いは分からないが、ふと思い出したのが、僕が初めてW杯の中継を観た1990年イタリア大会。当時初出場のアイルランド代表の活躍に胸躍らせていたんだが、音楽好きとしては、各国競い合うように発表された応援歌も気になってた。

イングランド代表はNew Orderの「World In Motion」。当時の代表ジョン・バーンズをゲストに迎えたイングランド代表賛歌。この歌詞を改めて読んでみてブラジル対クロアチアのホイッスルに対する意味が少しわかった気になった。詳しくはサッカーファンの多くが知っていることだけど、要はあの程度の当たりでホイッスル吹くことの意味。南米、ラテン系のサッカーの持つフェイク、専門家でないので上手く言葉に出来ないが、マラドーナの神の手のようプレーともいうべきか。そんなのも含めたテクニック。

それに対するヨーロッパ、主にに北のもの。そんな彼らのプレーは脛と脛、体と体をぶつけあう質実剛健なもの、なのかな。

New Orderの「World In Motion」のサビは、こうある。

(Express yourself) It’s one on one
(Express yourself) It’s one on one
(Express yourself) You can’t be wrong
(Express yourself) When something’s good it’s never gone

意訳だけど、「お前自身を見せろ、一対一だぜ」 こんな感じだろうか。南米のプレーにはフィジカルで勝負、あの程度の当たりは当然だろ! という強い思いがあってなのかもな。

何はともあれサッカーは文化を研究する上で音楽よりも興味深い事項は多い。

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