日々 introducing BRIGHT MOMENTS~友川カズキ大阪ライヴ~John Butcherライヴ 

またまた激烈に忙しい日々、仕事以外何をしていたかtwilogを眺めながら、約1か月ぶりの更新。

先月後半のトピックはやはりブライト・モーメンツの初CD「introducing BRIGHT MOMENTS」の発売。宅配ピザの小さなケースにも似た円盤型のジャケット(初回出荷のみで現在は入手困難)に収められた素晴らしい演奏と生々しくも臨場感のある録音。スタジオでアレンジを練り、録音重ねて制作する音源とは対局にあり、採集録音に近いもの。予算を掛けなくてもアイデア次第で良いものは作れるという見本で、こうしたアイデアでの音楽録音として今後、以前以後に分かれるのではないかと思うくらい素晴らしい(録音物の意味としての)レコード。 ジャケ内にはバンド立ち上げの基本コンセプトでもラサーン・ローランド・カークの言葉も添えられている。(7月26日) *)ジャケット写真は全て高岡大祐氏のブログから転載させてもらいました。

で、明くる27日は扇町のムジカジャポニカにて、お店の7周年記念ライヴシリーズとして『友川カズキ独唱』へ。 珍しく少し早く終われたので天満で寿司を食べてからお店へ。今回のライヴに寄せての友川さんのコメント「「ムジカの生ビールと手作りカレーは、間違いなく日本一の味だ!
私は大阪で歌を歌いたいわけではない。
ムジカのカレーをつまみに生ビールを飲みに行くのだ!
お客さんも私と同じように、生ビール&カレーと対決する心構えで来てほしい」
友川カズキ

という訳で、定刻にムジカに入り、早速楽屋へ挨拶へ。既にカレーひと皿平らげ、まだ食べかけのカレーがあるという状態、ウイスキーの水割り片手にリラックスの友川さん。マネージャー氏に勧められるままウイスキーの水割りで乾杯。結局開演直前まで話し込んで客席戻ると超満員状態で席に戻るの断念してカウンターで立ち見。リクエストあれば、との言葉に「新曲お願いします」と答えていたのだが、いきなり新曲「復讐バーボン」!! これがまたやたら格好良い。友川さん歌詞はほんまにフックがある。まだライヴで3回目の披露、フルコーラス歌いきったのは今回が初めてとのこと、これは名曲やな。 満員で機嫌も良かったんだろうが、入りきれない状態の店内を見回し、なんとステージにお客さんを上げて少し店内整理する友川さん。

舞い舞いと「ワルツ」も唄われ終演、丁寧に一人一人時間掛けてのサイン会で店内の熱も徐々に覚めて行く。どうも最近、乙が体に合わなくなってきたようで、昼間からの焼酎が効いてきたのか、打ち上げまで待てず、この日は帰路へ。新曲も、そしてこの秋の録音も含め、友川カズキはまだまだ今後が楽しみで底が知れない。

7月30日、阪神タイガースの外国人投手として3年連続ふた桁と勝利を上げたランディ・メッセンジャー投手。おめでとう!暗黒時代のマット・キーオ以来。城島の残した置き土産ととてつもなく大きかった。背番号54を受け継ぎ者として、もう誰も文句は言わないだろう。

7月末日。もうすぐ新作を出すThe Stepkidsのウェブサイトで、ダフトパンクの「Get Lucky」のカヴァー動画を発見。とてもいい。

8月7日、大阪、島之内教会にてジョン・ブッチャーSoloライヴ。3年前の大阪を観逃して悔しい日々の中、初ジョンブッチャー。現在サックス奏者、インプロヴァイザーとして最高峰の一人。天井の高い会場ということもあってだが、ソプラノから奏でられる音色が上昇し、回転した後、星屑となって降下し、舞うという、そんな得難いライヴだった。そしてとても中毒性の高い、麻薬的な音色だった。素晴らしい、ほんとに素晴らしいライヴだった。

カテゴリー: BLOG   パーマリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

Spam Protection by WP-SpamFree