3月10日(土)は1ヶ月ぶりのCOMBO HOUSE。先日大阪で送別した友人の歓迎会。2度目なのに、もう帰ってきた心地の不思議な感じ。心尽くしの料理の数々。きりたんぽ鍋にハタハタの和え物、いぶりがっこ。ずらりと並んだ各種のお酒呑むうちに、大量持参したレコードもあまりかけられず早々に沈没。直前までの仕事と移動の疲れもあったろうが。
翌早朝、目覚めて階下に降りるとギャスパー・クラウスのチェロの調べが。すでに起きていたKさんとレコード聴いて話して、今回この時間が本番だったかも・・・・そして昼前に帰阪。
帰り新幹線でも疲れからか、ほとんど寝て気付いたら名古屋通過。15時過ぎに新大阪着。地下鉄で難波に向かい。前日コインロッカーに預けた機材を引き出し味園ビルへ。
ヨコワケテリーに着き、機材セッティングとサウンドチェックを済ませて、タクミ君苦心の作であるテキストに目を通したりしてたら、もう開演前。当日来てくれた友人カップル含め、座席追加するくらいの入り。1920年代~1950年代までの世界中の音楽を紹介という企画の中、先ずはデューク・エリントン「キャラバン」からスタート。喋りと曲紹介、背景など交えながら、ボリビア、ペルー、日本、韓国、中国、カザフスタン、ペルシャ、イラク、レバノン、クレタ島(ギリシャ)、ブルガリア、ポルトガル、アンゴラ、コンゴ、南モザンビーク、チュニジア、モロッコ、バハマ諸島、トリニダード、そしてアメリカ合衆国へ戻り、ラストのサム・クックが居たソウル・スターラーズ「ワンダフル」で、なんとかギリギリ、予定時間の19時に終了。
選曲しているときは、わかりにく過ぎるかな?とも感じたけど、皆でわいわいと聴くというのは、様々なものが解けることがあるんだと感じた。それもこれも企画してくれたタクミ君と、普段からその辺りの音楽を聴いている人たちだけでなく、知識などなくとも、好奇心を頼りに来てくれたお客さんが居たからだと思う。次回無事に開催出来れば60年代。前後2年は範疇として、57年~58年くらいまで含めて選曲出来たら。
1.Duke Ellington / Caravan (USA) 1935 2.Alberto Ruiz Y Su Lira Incaica / Pacenita (Bolivia) 1928 3.Jesus Vasquez / El Plebeyo (Peru) 1950 4.笠置シズ子 / タンゴ物語 (日本) 1950 5.Sinkou Son & Kouran Kin / Songs In Grief (Japan,Korea) 1930 6.Kim Seong Jin / Daeguem (Korea) 1950年代 7.Zhehongyi with Nendi Zhaoguan / Mother’s Uproar (China,Fuzhou) 1920 8.G.Kurmangaliev / Pan Koylek (Kazakhstan) 1925~1948 9.Iran Dowleh Helen / Byyatt Turk (Persia) 1920年代 10.Saleh Ibrahim / Taqsim (Iraq) 1925~1929 11.Fairuz / Ummi (Lebanon) 1950年第 12.Murat Kenarinda / Agyazar Efendi (Offoman Turks,Turky) 1900~1920 13.Evstraios Kalogeridou / Maleviziotkos Horos (Crete,Greece) 1930 14.Mita Stoycheva / Stories Khoro Goliamo (Bulgaria) 1928~1945 15.Fernado Farinha / Deacrenca ( Portuguese) 1940 16.Niggi Leon Nkenkete / Kidim Enkazandi Kuna Ngombe (Portuguese,Angola) 1940 17.Jean Mpti / Tembele (Belguim,Congo) 1954 18.Chopi / Msungiso Wa Siwaka (Portuguese,South Mozambique) 1949 19.Cheokh El=Afrit / Enna Nchoub Pt.2 (Tunisia) 1938 20.Rais Mohamed Sasbo / Ghina Loziq (Morocco) 1930 21.Joseph Spence / There Wil Be A Happy meeting In Glory (Bahamas) 1958 22.Wilmoth Houdini / Black But Sweet (Trinidad Tobago) 1931 23.Jessi May Hil / The Crucifixion Of Christ (USA) 1927 24.Jesse Belvin / Dream Girl (USA) 1951 25.Soul Stirrers faet.Sam Cooke / Wonderful (USA) 1956