心斎橋クラブクアトロ

この9月を持って閉店、再開未定となった心斎橋クラブクアトロ。 90年代以降、オールスタンディングで(たま~にテーブルと椅子が出る時もあったが)、1000人弱入る会場がなかった大阪において、普段ホールやアリーナでライヴをしない、ミュージシャンのライヴの受け皿となつたクアトロ。 僕自身は当時の嗜好もあって来日するミュージシャンのライヴ中心に観に行った記憶が多い。構造上仕方ないとはいえ、観難い大きな柱が2本あるのがうっとおしい、スタート当初からしょぼかったドリンク類、特にいつの間にかビールではなく発泡酒になって、しかも量がひどく少ないなどサービス面でいい思いなど一度もなかったが、回数が多いので、やはりそれなりに想い出は多い。以下に思いだしたのを年代別に列挙してみたが、思いだせないのもあり、多分半分くらいしか書けなかった。ソウル・フラワー・ユニオンは何度も観てるし、羅針盤もあと1回は観てるはず。その他にも書きもらしは沢山あると思うけど、思いだす度に追加しようと思う。

一番の思い出、なかなか一つだけは無理だが、Pere Ubuや梅津さんゲストのIan Dury、ジョイントライヴなのに、元バンドメンバー同士なのに、頑なに共演しなかった頑固親父のDr FeelgoodとWilko Jhonson Band。初めて観れたMarc Almond、本編ラストの「Say Hello Wave Goodbye」。My Bloody Valentine、永遠に続くかと思われた「You Made Me Realise」でのフィードバックノイズの洪水。 初来日で今では到底叶わない狭い箱でのRadiohead、「Creep」なんて今後も絶対観れないだろうし、個人的には「Anyone Can Play Guitar」。 かぶりつきで観た、Terence Trenn Darby’s、ラストにピアノで弾き語った「Let Her Down Easy」。フィッシュマンズの解散ツアー『男達の別れ』での「Long Season」、ここでの今は亡きHonziのヴァイオリン。そしてJeff Buckleyはオープニングの「Mojo Pin」から「Hallelujah」まで痺れっ放しだった。

観逃したライヴも多くて、今でもたま~に悔しいのは1998年のALT(Andy White,Liam O’Maonlai,Tim Finn)と、2006年のKila & Oki。この二つはタイムマシーンがあれば行きたいライヴ。

こうやって列挙してみると、90年代が一番よく行ってたかな。代取になった2000年以降はとても定時に仕事終わらなくて、またクアトロでやるミュージシャンの多くのレコードを聴くことが減ったこともあり、またライヴハウスやクラブの選択肢も増えたことで自然とクアトロだけに集中することがなくなったのもあったし。

全ては無理だけど、Altavista Show Radioで特集します。

1991 Beastie Boys,Marc Almond,Toy Dolls,Jesus and Mary Chain,Jesus Jones,My Bloody Valentine,Eric Burdon/Brian Auger,Dr Feelgood/Wilko Johnson Band,Kevin Ayers,

1992 Mano Negra,Television,Pavement,Galliano,Keziah Jones,Special Beat,

1993 Guru Jazzmatazz,Newest Model,Soul Flower Union×2,The Orb,Butthole Surfers/Boredoms,

1994 Radiohead,Mondo Grosso/DJ Krush,Bigstar,Teenage Fanclub,Bjork,Cyril Neville & The Uptown Allstars,Fishmans,

1995 Altered States,The Moonflowers,Ian Dury &The Blockheads with 梅津和時,Jeff Buckley,Terence Trent Darby’s,Jazz Jamaica,

1996 Donal Lunny Coolfin,Eddie Reader,Nick Lowe,

1997 想い出波止場,

1998 Hothouse Flowers,Fishmans(男達の別れ)

1999 Elliott Smith,Carlos Nunez,Pere Ubu,Arto Lindsay,

2000 レナード衛藤/スティーヴエトウ/梅津和時/ステファン・ケント,羅針盤, Elliott Smith, Jimmy Scott,Andy Irvine & Donal Lunny with ソウル・フラワー・モノノケ・サミット guest 岸田繁

2001 Calexico/Double Famous,Joe Strummer & The Mescaleros,Marc Ribot Y Los Cubanos Postizos,

2002 Olu Dara,Nick Lowe,七尾旅人/古明地洋哉,David Byrne,

2003

2004 Kila,

2005 Mozaik,

2006 Cake,Mercan Dede & Secret Tribe,

2007 二階堂和美,Battles,

2008

2009

2010 Manu Chao,

2011 Marc Ribot Y Los Cubanos Postizos

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